また神奈川県警か！

不祥事で有名な神奈川県警ですが、神奈川に住んでいると否応なしに関わらずにはいられないわけで、関わるときはだいたいダメな警官と相場が決まっているのが面倒なところです。

さて、先日、コンビニで車をとめて休んでいたところ、ドアをノックする音が。あけてみると警官が二人立っていて、ずっと車止めていますけど何をしてるんですか？と言う。

見てわからんのか、と言おうと思ったけどぐっとこらえて、というか、寝てたんだけどだから何？って言おうと思ったけどそれもこらえて、「…なんの御用ですか」と一言。

そしたら「この道を何度か通ったけどずっと止めてるから声をかけた」、と。止めてたらお前に関係あるのかと言おうと思ったけどぐっとこらえて。

「だーかーらー、それでなんの御用ですか」と再度質問。

そしたら「ずっと止めておられるので職務質問しているんです」と。

なあにい？職務質問って言ったね？言ったね？それを聞いて眠気も覚めたわ！

「職務質問ということは、私が犯罪について知っていると判断されたんですよね？なんの犯罪について知っていると考えたのですか？」

警官「え？だから止めていらっしゃるから」

「コンビニに止めるのは犯罪ではないですよね。職質なら身分を明らかにして犯罪にかかわっていると考えられる人にしかできませんよね。だから、なんの犯罪についてかかわりがあると思ったのですか。それと、まだ身分を明らかにしてもらってないんですけど」

警官「え、いや…もう結構です」スタスタ

この間、1分程度。史上最短の職質であった。

まあ、追いかけていって問い詰めてもいいんだけど、この手の人に理屈は通じないので、とりあえず所轄に電話。出た人に事情を説明して、なんのための職質なのか、止めてたら何なのかを彼らに質問したい旨伝えた。

そしたら１０分くらいかな、すぐ折り返しに電話がかかってきて、警邏係の？事務？かなんかの人だというので話をきいてもらった。さっきの電話の人もわりと親身に話はきいてくれたけど、この人は頭の回転が速くて理解力もあって話しやすかった。こちらの意図をちゃんとくんでくれたのでよかった。

で、彼自身は警邏はしないんだそうで詳しくはわからないけど、という前提でいろいろ話をしてくれたけど、ずっと止まってる車には声をかけることはあるとのこと。声をかけてどうするの？という質問には、それがよからぬことを企んでる可能性があるからっていうんだけど、コンビニに止まってる車がなんでよからぬことを考える可能性があると思うのかが不思議だと、そういうデータでもあるんですか？ってきいたらそんなものはない、単なるカンであると。

というか、止まってる車に声をかけるのはよくあるっていうのは嘘だね。自分は自慢じゃないが車に乗ってる時間のほうが長いくらいの人間なんだけど、コンビニで休んだり寝たりしてていままで警察に声をかけられたことなんか一度もない。近所のコンビニなんか毎日１５～６台くらい車が一晩中止まってるけど、そこで休んでいても声をかけられたことはないし、かけられてる車を見たこともない。声をかけるのが当たり前、というのは大嘘なのは明白である。

そもそも普通に考えて、みるからにおかしな車だとか、ずっと揺れてるとかｗ、そういうことでもなければ声をかける理由なんかないと思うんだけど、それでも声をかけてみないとわからないし、そこから何かが見つかるかもしれないとのこと。

いや、見つからんでしょう。仮に悪いやつがいたとして、なぜコンビニに長時間止まる必要があるのか考えたらわかることでしょ。そういう論理的な思考のない行為、というか捜査？は無駄だからやめてくれというのが一つ。

それと、声をかけたからにはまず身分を明らかにするのが当然だろう。ただの声掛けならともかく、職質といったからには法的な権限があって行うものなんだから、拒否されたら深入りしてはいけないし、身分と声をかけた理由を説明するのは当然の義務である。

それをしないでなんとなく声をかけた、身分を明らかにしろといわれて逃げるってのはまともな警官がすることじゃないんだよね。身の毛もよだつほどの無法行為だと思う。こんな人たちが警棒だの拳銃だのを持っているのかと思うと恐ろしい。

で、彼はここで少し電話を切り、近くにいた同僚に質問したんだそうだ。職質するときにあらかじめ身分証を見せるか？と。そしたら、「求められたら見せるけどこちらから見せることはあまりない」とのこと。

えええええええ？！どうなってるの神奈川県警！！

職質するときに身分を明かさないのが神奈川県警のデフォルトということですか？それっていいの？警職法とか知ってるの？

これには相当驚いたんだけど、彼が言うには「制服やパトカーがあるのだから普通は一目みれば警官とわかるし、あまり求められもしない」ってことなんだけど、いやいやいや、法律で職質するときの条件はきちんと決まっているんだから、そういう適当な理由ではしょったらだめでしょ？？法律によって身分が保証されていて他人の自由を奪う権利まで持っているんだから、そこはきっちり法律の通りやらなきゃダメじゃん？

ていうか、暗がりだったら警備員なのか警官なのかなんてすぐにはわからないし、そもそも警官とわかればそれでいいんじゃなくて、警官の誰なのかが重要でしょう。あらかじめ誰かわかれば何かあったとき苦情も出しやすいでしょ。名乗らないってことは名乗ったら困る理由があるようにしか思えないんだよね。

もし自分が警官だったらこれみよがしに警察ですけど！って警察手帳見せますよ。なにもやましいところないもん。

でも、無茶な職質する人ほど身分を明かさないし、写真を撮られるのを恐れるし、胸の認識票を手で隠すんだよね。これ覚えておいてほしいんだけど、身分を明かさない警官がいたときはこっそり胸についてるアルファベットと数字の組み合わせの認識票を見ておくこと。これは固有の番号なのであとで問い合わせができます。

だからこそ、それを知ってる人が胸を見ようとすると手で隠すんだよね。これはもう悪質というか、自分が違法行為をしている自覚があるってことなんだよね。

そうそう、不思議なのはもう一つあって、普通こういう職質をするときってこちらの身分を先にきいてくるんだよね。免許証を見せて下さいとか。まあ見せないけどｗ、怪しいと思って声をかけたにしては免許証見せろって言わなかったのはちょっと不思議だったな。まあ逃げるので精いっぱいだったのかな。

でまあ、結論としてはさらに上司の人（警部補っていってた）がこの件を調べて結果を連絡してくれるとのこと。「職質の意図」と「身分を明かさずに逃げたこと」についてはとくに本人の意図を聞いておいてほしいと伝えておいた。

今回の事件、ほんの一分くらいだし実害はほとんどないし過去にされた無茶な違法職質のほうがよっぽどむかついたんだけど、職質といいながら目的を言わずに逃げるというあまりにひどい行為だったんで、これはうやむやにしてはいけないと思って通報したわけなんだけど、なんかすごく話が通ったというかいい感じの方向に進みそうなので通報してよかった。これからも無法警官の被害については通報していくぞ！

それは110番なんかより所轄に直接電話するのが一番いい。直接の上司に直接文句が言えるからね！違法警官に絡まれたとき110番したって違法警官が増えるだけだからね、おまえらマドハンドかっていうくらいに。

まとめ

・職質されたら目的と身分を必ず聞け

・無茶なことをされたらまず個人を特定できるもの（顔、パトカーのナンバー、認識票など）を撮影、メモ

・警官の文句は所轄に言え

そんなところです