柴犬のblog

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伊藤詩織さんが漫画家を訴えた話

巷で話題の、就職を紹介してもらう目的でおっさんと飲みにいって自然な流れでホテルに行き、性行為を行って直後にお礼のメールを入れたのにも関わらず、そのおっさんにその権限がなくなるとみるや突然あれはレイプだったと告訴したけど不起訴になりレイプなんかなかったと認定された伊藤詩織さんが、そのことを揶揄というか風刺した漫画家を訴えたというお話について書きます。

この伊藤さん、その後は例のmetooタグを使ってさも性被害にあったという体で活動されているようで、儲かってるのかなんなのか知らないけどまあ、そういう方面の活動家となられたということは聞いていますが、最近きかないと思ったら突然トレンドに入っててびっくりしましたね。

その漫画家さんは、けっこうそういうタブーに切り込んだ風刺をする人で、差別を食い物にしてる人たちへのわりと下品な風刺漫画が売りだと記憶しています。別に全部見たわけじゃないけど、よくやるなあwと思う感じの人です。有名な写真を剽窃した件で話題になったんだっけな?あんまり覚えてないけども。

で、今回伊藤さんが怒っておられるのは、どうも名前は直接的には出されてないみたいだけど、明らかに伊藤さんのことだとわかるような?内容において、枕営業失敗!とかそういうものだったとのこと。まあ、その程度で怒るくらいなら狂言レイプ騒動なんか起こさなきゃいいのにと思うのですが、彼女にもプライドというものがあるのでしょう。それか、最近途絶えがちだった話題をつなごうと思ったのかもしれません。

それで、その動画の出演者の人物がそれをみて大笑いしていたから、そいつらも同罪だ!みたいな話になってるみたいですが、見てないから何とも言えないけどそこの面々も「いつもの人たち」というかんじで、あまりお上品な方々じゃないですよね。個人的には杉田水脈という議員は大嫌いなので多分その動画を見ることはないと思いますが。

 

さて、伊藤さんはレイプされたということだけが売りのタレントというか言論人かだと思いますが、実際はレイプなどされてないわけです。もしされていたのなら相手がはっきりしており、また性行為をしたということに争いもないわけだから、相手の男性は普通に強制性交罪で起訴され、有罪になっていることでしょう。でも、不起訴。そして検察審査会による判断も、不起訴相当。これはもう、はっきりいって「シロ」だということですね。レイプなどなかった、これが現実です。いいですか、大事なことなのでもう一回言います。伊藤詩織さんはレイプなどされていません。ここ大事ですよ。大事すぎて初めて強調文字にしてみましたよ。

でも、彼女はレイプされているのに認めてもらえてないという立場で活動しています。まあ、そういう芸風で活動するのは自由だと思うのですが、「彼女はレイプなどされていない」という突っ込みが入ると、その支持者が大挙して押しかけて荒らし始めるというのはどういうもんでしょうかね。

いや、「合意がなければそれはレイプだ」という、この世界のどこの国にも採用されてない理論を掲げるのも自由なんですけど、「そんなものどこにもないぞ」と言われるだけで大騒ぎするっていうのはどうなんでしょうね。

私のTwitterにも通報するだの訴訟だのというリプや引用リツイートが何十個も届いています。Twitterは内容を見ずに通報の多さだけで凍結することもあるので内心ヒヤヒヤしていましたが、いまのところ警告の類は一切来ておらず、逆に明らかに侮辱する内容のリプについて通報したものについては規約違反の対処を取ったという連絡は来ているので一安心。

私はそういう手合いには「では、合意がないだけでレイプになる国はどこか」と質問するのですが、そんなのは加害者目線だの、日本以外のすべての国がそうだ、などとわけのわからないことを言われるのみ。そして、その口調がとっても汚い。ときにはこちらが通報したくなるような脅迫をされることがあります。

(ちなみに、これを書いてる最中に共産党員の方から資料を頂いたのですが、準強姦罪の規定が書かれているだけ(つまり寝込みを襲うなど)で、合意がないだけでレイプになるという法律のある国はひとつもありませんでした

良識ある人からすれば、レイプ(の真偽はともかく)されたことを飯のタネにしているということは批判や軽蔑の対象にはなり得るとは思いますが、だからといって口汚く罵ってよいかというと、公の場においては必ずしもそれが許されるとは限らないので、あまりにひどい中傷は訴えられても仕方ないと思いますが、私は品行方正に事実のみを述べていく所存であります。垢BANされたくないからね!

 

さて、次は彼らの主張の根幹である「合意がないセックスはレイプである」という主張が、全世界で認められていない妄言であることを説明します。

そもそもレイプとは犯罪であり、日本では古くから強姦罪によって処断されていました。強姦罪では被害者が女性に限られていたので、共犯でもなければ女性が裁かれることはなかったのですが、最近強制性交罪という名前に変わり、男性も被害者になれることになりました。また一部を除いで親告罪であったのが、非親告罪になったので告訴がなくても公訴の提起が出来るようになりました。

その要件には、「暴行または脅迫」を用いて性交を行うこと、とありますので、暴行脅迫を用いなければそもそも強制性交罪にはなりません。この暴行脅迫とはちょっとやらせろと強く迫る程度ではなく、一般的に抵抗ができなくなるほどの強いものでなければなりません。つまり殴ったり抵抗したら殺すぞと脅したり、そういう一般的に思われるレイプのような、そういう強い強制性が必要となります。私が強制だと思ったら強制なの!は通じません。これは多くの犯罪において共通で、それらが客観的に見て危険であるかどうかが判断の材料になります。

つまり、強姦というのはお互い酔っぱらってホテルに行って、なんとなくやっちゃったけど合意した覚えはないぞーというレベルで成立するものではありません

もし、女性が合意してないと言っただけで犯罪にされてしまうのなら、こんな恐ろしいことはありませんね。それこそ憎いやつと普通にセックスをして、あとから合意はなかったと騒ぐだけで相手の人生を潰すことが出来てしまいます。これは著しく社会の平穏を脅かす行為になるので、そんなものを法律が保護するわけがないのです。こんなことは少し考えればわかることです。というか、普通に虚偽告訴罪という犯罪なんですけどね(ちなみに、伊藤詩織さんもそのレイプ騒動の件で被害男性から虚偽告訴罪で告訴されています)。

ちなみに、この場合だと最近の改正によって男性側が被害者となることが可能になったので、男があとから合意がなかったといって騒ぐことも可能になってしまいますね。そんなのは明らかにおかしい!というのであれば、それはあなたが男女差別をしているということですよ。男性がレイプされることは十分ありえるんですから!

話を戻しますが、まともな法治国家において、そんな「言った言わない」もしくは「合意の意志を示さない」だけで犯罪にされてしまっては、まともな社会になるわけがありません。もちろん、日本はまともな社会でしっかりとした刑法があるので、そんなことにはなりません。

それと「準」強制性交罪というのがあります。こちらは相手を酒や薬で眠らせて強制的に性交をすることをいいますが、これも相手が抵抗できない状態であることと、それを利用して性交をしたという条件が必要になります。もちろん、自分で眠らせる必要はなく、相手のそういう状態を利用してセックスしようという意思さえあれば成立します。

伊藤さんの件ではお互いそこまで泥酔していない(歩いてホテルに行く様は証言やカメラの映像で明らか)なので、いくらあとから「酔ってたから合意してない」などと言ったところで準強制性交罪は成り立ちません。

現実に男性は不起訴になっているのですから、「暴行脅迫はなかった」「女性には抵抗できるだけの意識があった」ということが明らかなのです。検察審査会の調査でも同じ結果なのですから、誰がどう見てもシロ、こんなものを犯罪にしていたら誰も怖くてセックスなんかできなくなってしまいます。たとえ恋人や夫婦間であっても、あとから一言女性が訴えるだけで有罪にされてしまっては、社会秩序が保たれません。

 

とまあ、こんなことは言わば常識、いちいち言うまでもないことなんだけど、私のTwitterに汚いリプをしてくる人たちにとってはそんなことどうでもいいようで、伊藤さんを少しでも批判すると「通報した」「訴訟だ」とうるさいんですよね。私は単に事実を淡々と語ってるだけで、別に伊藤さんを中傷する意図などひとつもありません。できればお会いして後からレイプだったと騒いだときにご自身の羞恥心はどちらの方角を向いていたのかくらいは質問してみたいですが、そんなの訊くまでもないことだと思いますし。

訴訟に関しても別に勝手にしてもらって構わないんですが、ただ、Twitterに組織だってめちゃくちゃな苦情をだしてアカウントを止めようとする行為は本当にやめてもらいたい。まあ、品位を持って呟いているのでそのようなことはないと信じてはいますが!

 

それとですねえ、こういう発言をすると加害者側の視線だのレイプ魔だの言い出す人が出てくるんですが、私も正義感が強いものですから、レイプなどという低俗な犯罪をするような奴のことは人並み以上に軽蔑しておりますよ。

たとえ犯罪でなくても、おっさんが自分の立場を利用して若い子とセックスするなんてけしからん。そんなおっさんは晒し者にすりゃいいと思いますが、犯罪か?というとそりゃ違う。犯罪にはきちんと条件が定められているので、狂言に利用できるようには出来ていないのです。自分は法と秩序を重んじる人間なので、それに反する意見には反論しないと気が済まないのです。

狂言で告訴された被害男性は、男としてはサイテーだと思いますが、彼は犯罪者ではありません。これははっきりと言えます。

あとついでに、私はよくネトウヨと言われるのですが、単に事実を述べているだけなのはすでに語ったところであります。多くのパヨクさんたちが嫌いであろう百田尚樹氏、高須院長、石平氏、このへんの人たちは言ってることが極端かつ下品なので大嫌いです。このへんみんなブロックしてるレベルに嫌いです。そこらへんの話題についてパヨクさんたちと酒を酌み交わせる自信はありますw

 

まあともかく、私が何が言いたかったかというと、法律は狂言レイプが出来るよな仕組みにはなっていないってこと!