柴犬のblog

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人類はなぜコロナに騙されてしまったのか

人類はなぜコロナどという嘘に騙されてしまったのか。過去何度も書いてることだけどあえてまとめてみたい。

まずいろんな人と対話してて思うのが、風邪についてあまりに無知であるということだ。コロナは風邪だというと「風邪でそんなに人が死ぬか」という反論に良く遭う。いちからか?いちからせつめいしないとだめか?と言いたくなる。

人類がここまで新型コロナウイルスなどというマヤカシに騙されてしまった理由の一つが「風邪に対する知識のなさ」があるだろう。

「風邪でそんなに人が死ぬか」と言うということは、その人は「風邪で人が死ぬ」ことを知らないのだろう。当ブログでは何度も言っているが、風邪というのは万病のもとと言われているだけあって、毎年多くの人が風邪が元の肺炎で亡くなっている。

肺炎には細菌性のものもあるので(誤嚥性肺炎など)肺炎=風邪が原因というわけではないが、毎年数万人の人が肺炎で亡くなっており、風邪が原因のものも1~2万人は存在しているのである。この数値は死因としては相当多いもので、交通事故の4000人、自殺の2万人、風呂での事故死の5000人などと比べてもかなり多いのがわかると思う。コロナの死者はまだ2000人ちょっとである。それもガンで死のうと交通事故で死のうとPCRが陽性になればすべてコロナ死にカウントされているので、実際はもっと少ない。

さて、このように肺炎は老人にとってポピュラーな死因であり、70歳を超えるとガンや脳卒中などを肺炎が追い越すのである。つまり、風邪で人は死ぬ。それも毎年数万単位で。というか、老人が風邪で死ぬのは何も珍しいことではない。事実としてまずこれを理解して頂きたい。

「コロナは風邪だ」というと反発したくなる心境としては、「コロナを軽視している」という感覚があるのだろう。彼らにとっての風邪というのは、何年に一回くらいしかかからない、体調が悪くなり熱や咳が出る病気で、暖かくして栄養を摂って寝てれば治る、とうてい死ぬような病気ではないと、そういうものだろう。それは確かに正しいのだが、それくらいで治ってしまうのは免疫力と体力があるからに他ならない。病気で弱っている人や高齢者など、免疫力の低い人は風邪をひきやすいし、当然のことながらひいたときに重症化する可能性も高い。新型コロナの死者に老人が多いということはもはや常識であるから、知らない人、異論のある人はあるまい。

今回の「いわゆる新型コロナウイルス」による統計でも、高齢者の死亡率は高い。それでも80歳以上で重症化率は二割かそこらだという。つまり高齢者であっても風邪をひいてもほとんどの人が治ってしまうのだ。ごく一部の人が重症化し、そのさらに一部が亡くなるというのが実際だ。老人がかかるとまず死ぬと思ってる人も多いが、それは事実ではない。

 

このように、「コロナは風邪だ」に反発する人は、風邪のことを全く知らない。ついでにいうとコロナについても知らない。

それもそのはずである。死ぬ可能性があるのは老人や病人なのだから、健康な我々が風邪について調べる必要なんかまったくない。風邪で人が死ぬことを理解しているのは、身内を肺炎で亡くしたことがある人くらいだろう。

 

風邪薬が特効薬?

中には風邪には風邪薬があるが新型コロナにはないという人もいる。さらにはインフルには特効薬があるがコロナにはないと言い出す人もいる。これも大きな誤解である。

そもそも風邪を治す薬はない。当然、新型コロナも風邪の一種だから(というか風邪そのものだから)特効薬は存在しない。風邪薬というのは熱や咳といった風邪の諸症状を緩和するだけのもの、つまりは対症療法である。風邪そのものを治す薬など存在していないし、これからもできないだろう。これは常識である。

だが、この対症療法と根本治療の違いがわかってない人が多くて、Twitterなどで絡んでくる人の多くが風邪薬は風邪を治す薬だと思っているのである。「風邪を治す薬を発明したらノーベル賞ものである」というのは昔からよく言われていることであるが、どうもそれを知らない人がけっこういるのだ。驚くべきことに。

そして、インフルエンザにも特効薬はない。世の中にはタミフルなどの薬がインフルの特効薬だと思っている人もいるが、タミフルはほとんど効果がない。感染してすぐ飲めば一日早く治るかもしれない、というレベルのもので、現在はとくに処方されない場合が多いという。

ワクチンについても同様で、インフルにはワクチンがあるにはあるが、型が合わなければまったく効果がないし、合っていたとしても3割かそこらの効果しかないのだ。そもそもワクチンのない型もある。

この3割というのが微妙な数値で、結局ワクチンが効いたかどうかをはっきり判定することは困難である。その人が感染しなかったのはワクチンを打ったからなのか、たまたまなのか、免疫力の高い人なのかの判定が難しいからだ。それも8割9割の効き目があるなら接種した群としない群での比較が容易だけど、3割あるかどうかだと誤差なのかもしれない。つまりインフルも特効薬や信頼できるワクチンなどもないのである。

 

次にマスクについての無知である。

マスクに感染症予防効果がないことはずいぶん昔から言われていることである。厚労省もマスクを推奨していないし、最近問い合わせた人によればマスクに効果があるとは考えていないという返答をもらったそうだ。当たり前である。マスクの目はウイルスの大きさからみて相当に荒い。水を網ですくうようなレベルである。世の中にはそれでも空気中を漂うエアロゾルでウイルスが感染するのを防げるという人もいるが、それこそ口に網をつけてるのと同じで全く効果はない。

他人に飛沫を浴びせる可能性を減らせるという人もいるが、知能がある主張とは思えない。なぜなら相手のクシャミとかの飛沫を口をあけて受けるバカがどこの世界にいるのか。そういった飛沫はそのまま地面に落ちる。飛沫感染すると主張している人はその落ちた相手のつばをぺろぺろ舐めるとでもいうのか。そんな奴はいないのはサルでもわかることだろう。

相手の呼吸を直接浴びずに済むという富岳での計算結果があるという人もいるが、息がかかったら感染するなんてエビデンスがどこにあるのか。空気感染するのならマスクでは防ぎようがないし、毎日何百万人もが乗っている電車で感染しないわけがないだろう。このように、昔から風邪は空気感染しないことやマスクに予防効果(もらうのも移すのも)が全くないことは常識なのである。つまり蜜だの換気だのも全く非科学的な話である。

でも、多くの人はそれを知らない。いや、聞いたことがある人はいるかもしれないが、なぜかこぞってマスクをしている。知識では知っていてもみんながしてるのに自分だけノーガードでいることが怖いという心理があるのかもしれない。他人にあわせないと恥ずかしいと思う人もいるだろう。ただ、普段だれもしていなかったマスクを誰かが買い占めて品薄になってしまったのが運の尽き、品薄になると買わなきゃという心理が働いてしまう。いままでどれだけ風邪が流行っていてもマスクなんかしなかった連中がこぞってマスクを買いあさり、つけて出歩いている。愚の骨頂である。

品薄になると欲しがる心理は品薄商法とも言われていて、限定品だのPS5だのswitchだの、売ってないからこそ買いたいと思う人が増えるのは今更いうこともないだろう。

で、現在ではどこでも買える状況になっている。それでもマスクをしないと不安だという心理はまだ残っているのだろう。テレビでもバカみたいにマスクをしましょうというものだから、マスクに効果があると思い込んでいる人がまことに多くなっている。これはマスクを増産している業者のステマなんじゃないかとすら思えてくる。

私から見れば強制でもないのにマスクをするなど、写真を撮ると魂を取られるというレベルの迷信だと思うんだけど、まあ本人は安心なのだからいいのだろう。でも、他人に強制しないでください。非常に迷惑なので。

だが、これだけは知っておいてほしい。口からつばが飛んでそれから感染すると思っている人、呼吸から感染すると思っている人、そういう人は口と鼻をふさぐマスクが安心なのだろうけど、科学的に言うとマスクは感染を予防するどころか、有害なのである。

これも少し考えればわかることなんだけど、まずいつも湿っているマスクの内側は雑菌の宝庫である。雑巾やトイレより汚いなんて話は聞いたことある人もいるだろう。もしマスクにウイルスがついていたら、環境中では数分から数十分で感染力を失うウイルスが、マスクだと数十時間も生き延びてしまうのだ。つまりマスクはウイルスを防ぐどころか保護しているのである。(しかしウイルスは自分で増えることができないので、カビや細菌などのように培養されたりはしない)

 

さらにそれだけではなくて、鼻までマスクで覆うと酸欠になり体力を使う。そして免疫力が下がり、ウイルスに感染しやすくなってしまう。現実にもマスクを義務化した国では感染者がうなぎ上りになっているという事実がある。

マスクをすれば安心だと思っている人、それは全く意味がないどころか有害なので、感染したくないと思うのならすぐに外すべきである。

ついでにいうと、自粛生活、ステイホームも免疫力を下げている。外に出歩かなくなることで日光を浴びなくなるので、ビタミンDが不足してしまうのだ。さらにいつもと違う隠遁生活を強いられることでのストレス、運動不足なども顕著である。買い物に行く頻度が減れば栄養も偏るだろう。つまりマスクや自粛などはコロナ対策どころが助長している行動なのである。

風邪は冬に流行るものであり、有史以来それは変わらない。人の多いところにいくから移るというわけでもなければマスクで防げるものでもない。ただ、普通に生活することが一番の予防なのである。

 

さて、これらはいわば常識の類のことなのだが、なぜこのようになぜ人類は騙されてしまったのか、という観点であらためて考えてみたけども、とにもかくにも「風邪で死んだことがないから風邪がどういうものか知らない」から、コロナの報道を見て風邪そのものの症状、感染状況であるにも関わらず恐ろしいと感じてしまうのだ。もし風邪とはなにかを知っていれば、いくら煽られても「なんだ風邪じゃん」で終わる話なのだ。

このコロナ騒動は人災だし利権を貪っている連中がいるのも確かではあるが、民衆があまりに無知なことが騒動に拍車をかけている。ネットではさすがに気づき始めてる人が声をあげているが、マスコミも政府もそういった声には完全に無視を決め込んでいる。

こうなるとやっぱり誰かがコロナが風邪であることは絶対に言及するなと命令しているんだろうと思えてきてしまう。

これが何十年か前ならともかく、だれでも情報を発信して得られる時代である。不思議に思ったことは自分で調べるべきだろう。コロナは風邪だと言われたら「そんなわけあるか!」と怒るまえに相手の言い分をしっかり聞いて、客観的な判断を下してもらいたいものである。