柴犬のblog

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Windowsデバイスについて

 

さてWindowsである。そもそも昔は何をやるにもPCが必要だった。もちろんwindowsであることが必須でもなかったけど、windowsがいろいろ便利なのは確かだった。
なぜPCが必須だったか。今はなんでもかんでもwebで完結してしまう。スマホアプリもあるにはあるが、掲示板への投稿、ブログの更新などはすべてwebベースで行える。なんならワープロも画像の編集もwebアプリでやれてしまうのだから、ちゃんとしたブラウザさえ動くのなら機械はなんでもいい状態だ。
しかし昔は何をやるにも専用のアプリが必要だった。メール、ネットニュース、それぞれソフトが必要だったし、ホームページを公開したければhtmlをFTPで転送しなければならなかった。それら全てにプロバイダごとの設定が必要だった。
しかし今はIDとパスワードがあれば細かい設定は必要なく、すべてブラウザで行える。POPメールは自分で読みにいかなければ受信できなかったし、受信したメールはサーバから消されてしまうので、バックアップは各自行う必要がある。webメールなんておもちゃだと思われていたけど、いまやwebメールが基本で、どこからでもどのデバイスからでも同期できるし、サーバにも残したままだ。時代は変わるものである。

昔は外でメール一つやるにもノートパソコンやWindowsCEマシンやポケットボードなどが必要で、それをケータイに有線でつないで行っていた。送受信にはいちいち通信をしなければならず、料金も高かった。10円メールなどができたときは安くなったもんだと思ったものである。
それがいまやスマホひとつで…パケット通信で…webで…いやもう繰り返すまい。ともかくPCは必須ではなくなった。でも、高性能なデバイスとしてはまだまだPCは必要だし、Windowsでなければできないことも多々ある。コマンドプロンプトバッチ処理を行うとか、バイナリをいじる必要があるとか…まあそんなの年に何回あることかわからないけど、やっぱりこの慣れ親しんだUIは使いやすいし、画面タッチよりキーボードとマウスで扱うのが一番効率的ではあると思う。まあ、スマホのいつでもどこでも電源が入っていて手元にあるというのも捨てがたいのではあるが。

さて、話が逸れたけどWindowsバイスについて。
これはいろいろなパターンがあるけども、単体のタブレットとしてはほぼsurfaceの独壇場だろう。一時期は安価なatomタブレットが流行ったけど、一部の2in1モデル以外は安かろう悪かろうだった印象。
それはまあ、atomの性能がそこそこだったこともそうだけど、windows8のUIがとても中途半端だったことだろう。慣れればmodernがスタートボタンそのものなんだなと思えるんだけど、デスクトップに慣れた身からするとそうとうに戸惑う。さらにキーボードもマウスもない状態ではどう使っていいのか分かりにくくて投げたくなる。これはiPhoneを初めて使ったときのような印象だ。デスクトップのWindows8を使っていてもそう思うのだから、いくら安かったとはいえ(確か1200円)XPから乗り換えて後悔した人もいたと思う。
それで一時期Windowタブは廃れたと思うんだけど、Microsoftが地道にsurfaceを出してきたせいもあって?最近ではそこそこ見かけるようになった。
まあもとをたどればタブレットというのはXPの時代はスレート(板)PCと言われてて、電池もたないわ旧世代atomだわで使い物にならなかったわけだけど…ともかく最近のタブレットは性能もまともになってきたし、デザインもよくなってきたので一定の需要はあると思う。まあ、surface基準だとは思うけども。

そしてWindows10では明確にデスクトップモードとタブレットモードを分けたし、なんならストアアプリしか使えないSモードなんてのもある(解除可能)。
もとのWindowsの作法を残したままわりとわかりやすくなったと思う。

さて今となっては8インチのタブレットはほぼ全滅、10インチ~12インチのsurfaceが主体になっていると思う。キーボードカバーありきではあるものの、机に置けば普通にノートとして使える。なにより性能が普通のノートと同じなので、パソコンとしてちゃんと使えるのが大きい。
それともう一つはレノボのyogaに代表される2in1タイプ。昔の2in1は単にキーボードが取れるくらいのものだったけど、yogaは一見ノートだけど開き切ってさらに折り返すことでノートからタブレットに変形するものだ。ギミック的にもかっこいいし、atomやYシリーズならファンレスで薄いものだからとてもかっこいい。自分は初代のyogabookを持っているんだけど、キーボード側が全面タッチパネルになっていてキーボードは光るだけで実キーではない。ワンタッチでこれがデジタイザになるので付属のペンで手書き入力やお絵かきが出来てしまうという代物。
普通にタブレットとしても優秀だし、PCとしても性能はそこそこだけど使える。入力はしやすいとは言えないけど、できなくもない。まあ、いろいろ中途半端なんだけど折り返せるかっこよさと薄さは何にも代えがたい。atomでメモリ4GBというのは最低限のスペックだけど、解像度は1920×1200とワイドながらやや上下もあってバランスはよい。
ほかに使うものがあるからあまり使ってはいないけど、それなりに使えるので変なデバイスが好きな方にはおすすめである。
で、この折り返せるタイプのノートは各社わりと出していて、けっこういけてるのも多いので触ってみてほしい。

結論としてはsurfaceはちょっと高いけどかっこいいし使える。折り返せるノートもそれなりにかっこいいけど、キーボード部分がハード構造でなくてもキーボードカバーでもいいんじゃないかな?surfaceかっこいいな?でもyogabookもけっこういけてるよ?って感じ。
ビューアとしてはiPad、作業をじっくりするならsurfaceもいいかな。高いけど。


さて、次はようやくノートについて語るかも