Chromebook ASUS detachable CZ1を衝動買い
ふとネット記事を見てたらね、ASUSのデタッチャブルの新モデルが出るっていうんですよ。もとからあるCM3のほうはLenovoのideapad duetとともにキーボード着脱式軽量タブレットとして比較されてて結構いいと思ったし、Chromebookも一つは欲しかったし、値段が安くなればどちらかを買おうと思っていた。実際3万くらいまで下がるときもあったし。
で、記事によるとデタッチャブルの堅牢モデルが発売になり、定価5万のところ先着500台限り2万円引きっていうじゃないですか。こんなの見たらとりあえず予約しておくしかないじゃないですか。
そもそもideapadのほうはペンが別売りで3万ちょい、旧機種のCM3はペン付属で4万弱といった値段だったんだけど、これはペンつきのまま3万ですよ。超お得!気に入らなくても売ればそれなりの値段では売れると思うのでとりあえず買うことにしました。予約から発送まで一週間くらいあったのでその間に思い直すこともできたんだけどね。
さて使ってみての感想。自分はこのブログはi5ノートで普段は書いているんだけど(たまにiPad+キーボード)、これはCZ1で書いています。ノートのキーピッチ19ミリのキーボードと比べてキーが小さい分打ちにくいのだけど、慣れればまあまあ打てる。これは実用上そんなに問題はない。
それとやっぱりよく言われているように、Chromebookはスペックのわりにサックサクである。確かにi5ノートと比べるとWEBの表示がもたつくこともあるんだけど、それは回線のせいで遅くなることもあることを考えると全然許容範囲。他にアプリを使う分には全然もたつきなんかなくて普通に使える。
あとはやっぱりAndroidのアプリが使えることが最大の利点だね。あまりヘビーなゲームをやろうとは思わないけど、便利なのはchmateが使えることかな。スマホでポチポチやるのが5chのいいところだけど、レスバとかしたいときはキーボードがあるといいよねw
LINEもAndroid版を入れて単体でも使えるし、Chrome拡張でスマホ版にログインもできる。このへんはiPadやPCと同じ感じ。
スマホにキーボードつなげるのもいいけど、やっぱり普通にノート形状のマシンでMATEが使えるのは便利だ。ログも共有できるしね。まあ、AndroidアプリはWindowsでもエミュレーションで動かせるんだけど、めっちゃ重いのでファンがうるさくなるという欠点がある。
このへんはWindows11でAndroidに対応するという話があるのでそれによって解消されることではあると思う。
まあともかく、Chromebookというのはとくに複雑なことをしない人にとっては十分使える。というか、ほとんどこれAndroidタブレットだよね。でもこれはウインドウの大きさを変えられたりマルチに並べたりできるので感覚的にはスマホをテレビにつないだテスクトップモードが近いかな。
ともかくスマホ・タブレット以上PC以下ということで、とってもいいデバイスだと思う。そして自分が買ったこの機種は10インチ程度、重さもキーボードとケースつけて1kg程度と持ち歩き易いのがいい。14インチのノートは小脇に抱えてはいけないけど、これなら十分可能だし、軽いから持ち歩きたくもなる。
めっちゃ気に入ってるんだけど、ちょっとあれっと思うこともある。それは大きさ。このモデル(CZ1)は既存の機種(CM3)と比べてケースがちょっとごついというかでかい。まあ、その堅牢さが売りのモデルなんだけど、感覚的にはFireHDのキッズモデルみたい。まああそこまででかくはないけど。
CM3とどっちを選ぶと言われるとCM3のほうがほしいけど、これはこれでいいしなにしろ安いし、気にはいっている。でもケースがごついのでここだけ軽量なものがあればそっちに付け替えちゃうかもしれない。
というか、ケース外してもキーボードは普通にくっつくしこれが蓋にもなるわけで、ケースなしで持ち歩いてもいいんだけど、その場合はキックスタンドが使えなくなってしまう。百均なんかにある折りたたみのスマホスタンドでも持ち歩けばその部分は問題ないのかもしれないけど、surfaceみたいに本体にキックスタンドがあってもよかったきもする。ただそれだとケースに入れられないので…。
というわけでCM3用にケースが売ってるのでそれを買って使ってみようかと思ったんだけど、これCM3と大きさ微妙に違うんだよね。こっちが1ミリくらい外周がでかい。1ミリの差だとケース入るのかなっていう懸念があるので買えずにいる。このへんは専用モデルか他に買った人のレビューを待とうと思う。本体は同じにしてくれてもよかったと思うんだけどなあ。
実際ケース外してみたけど、本体裏もちゃんと立体処理?布っぽい処理がしてあって全然このままでも問題ないような気がするんだよね。これだとかなり軽くてスリムでいい感じ。これで持ち歩くか!せっかく堅牢ケースモデルを買ったのにw
では他のタブレット、とくにiPadと比べてどうか?という点。
自分は無印iPadの2018年モデルとペンシルを持ってるんだけど、普通に使ってる感じでとくにiPadに劣ってるとは思わない。ペンを収納できる分こっちが便利でもあるし、ちゃんとしたペンの形をしているAppleのほうがいいということもできる。
ペンの電池はこちらは1時間くらいしかもたないようだ。でも収納して1分くらい充電すればまたけっこう使えるとのことで、このへんは問題ないと思う。ただペンが長方形をしていて差し込む方向が決まっているので反対に差し込んでしまうとちょっといらっとする。
では無印iPadとどっちがいいか。この点については用途によると思う。キーボードとペンを同時に持ち歩くというならこっちのほうがいい。iPadのケースでペンシル収納できるやつもあるけど、ちょっとでかくなってしまう。あと値段の面でもiPadは4万弱のうえペンシルが1万くらいするので、3万で全部揃っているこっちのほうが全然いい。ケースまで揃えて6万弱くらいのiPadと、全部で3万。iPadが性能良くても「気軽に持ち歩いて文章を打ちたい」というくらいの使い方なら全然問題ない。
もちろん、クリエイティブな作業をするのならiPadのほうが向いているとは思う。性能も何倍も違うし。
webやSNS程度の用途でノートパソコンを買う人ってけっこういると思うんだけど、個人的にはそういう人こそChromebookで十分なんじゃないかと思う。Chromebookは14インチモデルもあるし、解像度の低いモデルは2万ちょいで買える。これくらいなら雑に扱ってもいいかなって思えるし、Windowsでは10インチくらいのノートはあんまりないけどChromebookならわりとあるし。もちろんちゃんとしたノートを持ってる人にとっては必要のないものかもしれないけど、まあ手で持ち歩けるというのは十分なアドバンテージなのではないだろうか。ノートを据え置きにしてこれを持ち歩きにするというのもいい。なにしろほとんどAndroidなのだからスマホを持ち歩くのとそんなに変わらない。
スマホしか持ってなくて動画やweb、SNSやブログなんかの用途ならばChromebookで全然問題がないと思った。スマホを使っていたらログインするだけで同じ環境になるっていうのもいいよね。
というわけで、これは人を選ぶマシンだしメインにはなり得ないものだけど、ぱっと見て「いいな」と思う人は無条件で買っちゃってもいいかもしれない。そんな機種です。